2012年3月17日土曜日

浜松市・天竜地区の着地型観光モニターツアー催行しました!

過日、3月12日(月)に、静岡県浜松市天竜地区の着地型観光モニターツアーを催行いたしました。
このイベントは浜松市はままつツーリズム推進事業の一貫で、昨年12月から3回の事前セミナーを経て、この地域の観光資源を組み合わせた着地型観光造成を目指した一連の活動の集大成です。

JTBをはじめ浜松地域の観光事業者、浜松市の行政担当者達と1日貸切バスに揺られて、さまざまな観光スポットを巡りました。

日本のマチュピチュと言われる大沢集落は、標高700メートルにある小さな集落。
何にもないのが大きな魅力!のどかで、心が落ち着くところです。
今春からこの地を舞台とした映画「果てぬ村のミナ」の撮影が始まるようです。まだ知られていない観光スポットですが、一気にブレークする予感。
手つかずの自然と生活感漂う集落の人々の暮らしぶりに触れることができ、着地型観光ならではの

(大沢集落)
 素朴さを堪能できました。
















(古民家 いしもと)



大沢集落へ向かう途中、水窪地区で100年以上の歴史を持つ古民家を見学しました。
そこで雑穀を使った田舎料理弁当を調達しました。



帰りに、浜松ワイナリーという、旧国鉄が作った未使用のトンネル跡地に開設されたワインセラー
を見学。適度な湿度と気温で最高の保管状態というトンネル内には多数のワインが貯蔵されていました。地域の新しい資源活用事例としてNHKニュース9にも紹介されたそうです。




(浜松ワインセラー)


浜松・天竜地区と言えば、昨年8月の天竜川下りの事故がまだ記憶に新しいと思います。
今回のセミナーは、この地域の観光関係者にとって、事故の教訓をふまえ、新たな一歩を踏み出すためのきっかけ作りとなればいいなあと考えながら進めてまいりました。
今回のツアーで多くの魅力ある観光素材がこの地域には潜在していることを確信しました。
今春には高速道路・新東名『浜北インター』がオープンするなど、この地域に追い風となる機会も存在します。
新しい、浜松天竜地区に期待が膨らみます。
私も微力ながら今後も支援を続けていきたいと思います。

株式会社オフィスたはら
 代表取締役 田原 洋樹