2011年11月21日月曜日

チーム力抜群!福岡ソフトバンクホークス優勝おめでとう!

今年のプロ野球も昨日の日本シリーズ第7戦で幕を閉じました。
連日の熱戦ですっかり虎党の私も魅了されました。

中日の緻密な野球もさることながら、ソフトバンクの総合力、チーム力の高さが素晴らしかったのではないかと思います。

昨日は午後6時からTVにかじりつき、試合終了からビールかけまで、ずっと見てしまいました。
ソフトバンクのファンになってしまったかもしれません。

特に、秋山監督を中心としたチームワークが素晴らしいと感じます。
小久保選手や松中選手のようなベテランと川崎選手や杉内選手といった脂がのりきった中堅選手、そして本多選手や長谷川選手といった若手の台頭、最も勝利に飢えていた内川選手の存在などが、上手く機能しあい、正に相乗効果を発揮し、大きなカを生み出したのではないかと感じました。

秋山監督は決して、グイグイ行くようなリーダーシップはないかもしれませんが、そのぼくとつとした
語り口調で、時に厳しく、時に包容力のあるアニキのよう存在だったんでしょう。

中日に連敗した日に、シーズン中一度もなかった、選手全員ミーティングを開いたそうです。
ただ時間にして5分程度で難しいことは言わず、「福岡に帰ろう!」その言葉を皆に浸透させるために集まったそうです。

決して雄弁ではないからこそ、その言葉を皆が受け入れる。そんな印象を持ちました。
象徴的なシーンが胴上げ前に、秋山監督がマウンド上でひとりひとりの選手と抱き合ったシーン。
言葉はなくとも、選手の顔をみつめて、男泣きをしていたその姿に、選手自身も顔をくしゃくしゃにして応えていました。

8月にお母さんが他界されましたが、葬儀の当日も、多くを語らずチーム遠征に帯同していたそうです。その後のチームの快進撃は、チームにとっての大切な何かを語っているのかもしれません。
「この人のためなら」
組織やチームに未知なる力が作用するとすれば、こんな「想い」がチームに浸透する時ではないか?
そんな気持ちになった今シリーズでした。

野球て本当に素晴らしい。
来春まで、オフがつまらないなあ。