2012年6月27日水曜日

「販売力・営業力を強化したい」という想いに応えたい!

皆さんこんにちは! 田原です。
今日は面白いデータを見つけましたのでご紹介します。

2012年度の「中小企業白書」によると、
「2012年に経営基盤の強化に向けて注力する分野」というアンケートで、
中小企業を営んでいる経営者の実に74.4%が「販売力・営業力の強化」
と挙げています。2位は36.2%で「人材の確保・育成」となっています。
つまりダントツで、販売力・営業力の強化を望んでいるという結果なのです。

次に、ではどのように営業力の強化を図っているか?という問いに、
「経営指導を依頼している」という企業はわずか全体の3割に過ぎず、
その3割の中でも相談相手として税理士と答えた人が最も多く、
7割を占めるという結果になっています。

ここで考えたいのですが、税理士さんはお金に関しては専門家ではあります。
しかし営業や販売の分野ではどうでしょうか?
決して税理士さんを敵に回すつもりはないのですが、
営業や販売の強化を専門にお仕事をされている方ではないと言わざるを得ないのです。
つまり中小企業の経営者達は営業力や販売力を強化したいと考えているものの、
どこに相談して良いかわからず、とりあえずお金の専門家である税理士さんに
駆け込んでいるという状況が見えてくるのです。

営業力・販売力を強化する、そのために人材を育成する、
弊社が最も強みとしている「営業力強化のための人材育成プログラム」
をもっともっと必要とされている方がいる。そんな思いを一層強くしました。

弊社は営業力・販売力強化のためにさまざまなプログラムを用意しています。
限られたパワーをどこに向ければよいのか?
効果的な営業戦略の立案と推進をテーマに各種トレーニングを実施しています。

●限られたパワーで最大の効果を上げる、営業戦略立案研修

●高収益を実現する、課題解決型営業の実践研修

●短期間で成約に結び付ける、キーパーソン攻略戦術

●社内営業チームを活き活きと活性化させる、パワフルチームビルディング研修

●若手人材の即戦力化を図る、トップセースルパーソン養成研修



詳細は株式会社オフィスたはら http://officetahara.com/

までお気軽にお問い合わせください。







2012年6月22日金曜日

プレゼンのキモって何だろう?

先日、某大手企業での「プレゼンテーション研修」を終えてきました。
今回はプレゼンのやり方に比重を置くというよりむしろ、その前段階、つまり「誰に対して」、「何を」プレゼンするのか?を徹底的にやりました。
当初事務局サイドからは、スキル、ハウに比重をおいて欲しいということでしたが、そこは自分の「こだわり」もあって、プレゼン前段階の考え方に重きを置かせていただきました。

プレゼンテーションは、もちろん立ち振る舞いや、話し方などの表現テクニックも上手い方にこしたことはありません。
けれど、表層的に上手くても、話す内容が「相手」の心に響くものでなければ、意味はありません。逆に言うと、タドタドシイ語り口で資料も簡素なものであったとしても、「相手」のニーズを的確に捉えて、「このプランを是非採用したい」と思わせることが出来ればプレゼンテーションとしては成功なのです。


研修では、まず徹底的に「相手」の立場に立つ事を意識してもらいました。
相手、すなわち、顧客の現状はどうか?顧客の顧客や顧客の競合などの状況と合わせて、相手の課題を想定し、その課題に対してどのように解決策を提示するのか?
また、相手のポジションやタイトルから、その人が何に興味関心を抱いているのか?
社長の立場、課長の立場、一般担当者の立場それぞれに対して、それぞれの訴求方法を考えました。

そこまで「相手」のことを理解した上でプレゼンテーションに臨むと、既にプレゼンテーションを実施する前段階で、かなり競合他社よりアドバンテージを持っていることになります。
プレゼンテーションはむしろ、決戦ではなく、勝利を確信するための場と考えることが出来れば最高ですね。
先方の役員を前にしてガチガチになるのではなく、その場を楽しむくらいで臨めば良いのです。

研修ではそのようなメッセージを受講者に伝えたつもりです。「プレゼンテーション」で重要なこと、それは「いかに相手の立場に立てるか?」
そのためには、前段階での仮説構築とニーズヒアリングが重要なのです。


株式会社 オフィスたはら 田原洋樹
http://officetahara.com/


2012年6月6日水曜日

着地型観光商品開発で陥るワナとは?


地域の活性化の救世主として「着地型観光」への注目が高まっています。
弊社にも着地型観光商品開発関連のご相談やアドバイスを求められる機会が増えてきました。
今年度よりスタートする厚生労働省管轄の「実践型・地域雇用創造事業」においても「着地型観光」
商品開発事業に期待が集まっています。

今日は、いくつかの事例を通じて、陥りがちなワナとも言える失敗パターンをまとめてみます。

商品開発が目的となっている・・・着地型観光商品は地域活性化のための手段であり、その開発自体が目的ではありません。開発ありきで動いてしまうと、「儲かる、儲からない」に意識が行き過ぎ
本来の目的を見落としてしまう危険があります。

人材の育成が追い付いていない・・・商品は作ったものの、誰が売るのか?「観光プラットフォーム構想」が進んでおりますが、その中心的存在である「観光人材の育成」が急務です。
地域の観光産業に従事されている方が主体的に売るための動機づけ、売るための知識、スキル、スタンスをインプットする必要があります。

売れる仕組みが確立されていない・・・売る商品は出来た、売る人材も育成した、でも売る仕組みがないと売れません。マーケティングの4PでいうところのPlaceあるいはPromotionといった観点で、売るための仕組みつくりを構築しなくてはなりません。具体的には、観光産業のみならず、農工商との連携を目指した販売チャネルの確立、広域地域との連携を視野に入れた販売戦略の立案など、広い視野に立った考え方が求められます。


以上のように、着地型観光事業は、地域にとって大きな魅力ある取り組みである一方で
その取り組み方如何では、多くのコストをかけた割にはリターンが少ないといった危険性も
はらんでいます。

弊社では、着地型観光の「商品をつくる」、「人材をつくる」、「売れる仕組みをつくる」
という「3つのつくる」にこだわって、地域の観光事業に関わる皆様の支援を続けていきたいと
考えています。

株式会社オフィスたはら 代表取締役 田原洋樹




2012年6月3日日曜日

東京商工会議所セミナー開催について

東商練馬支部主催のセミナー開催のご案内です!

7月6日(金) 若手経営者対象、

『業績を上げ続け、社員も活性化させるマネジメント力向上セミナー』

http://event.tokyo-cci.or.jp/uploads/event/doc/44936_1.pdf

20名限定、交流会もセットされています。

乞うご期待!

株式会社 オフィスたはら 代表取締役 田原洋樹