2011年6月3日金曜日

しまんと町での「着地型観光」セミナーの様子

過日、5月の24日と25日に高知県・しまんと町に行ってきました。
雇用創造推進事業(パッケージ事業)の講座開催のためです。

今回のテーマは「着地型観光」です。
地域の観光業に従事されている方(民宿経営や観光ボランティアをしている方、観光協会の方など)
を対象としたセミナーです。

他地域の成功事例を分析し、また自地域の強みや機会を活かして、どのような素材を使って
着地型観光を造成していくのか?
2日間にわたって、白熱したディスカッションが出来ました。
セミナー開始当初は、「あれがない」「これがダメ」など、インフラなどの面で、お決まりのやや他責にする傾向が見られましたが、徐々に「これは活かせるはず」「こんないい所もあった」など、皆さん町の再発見をしていただいたようで、非常にポジティブな議論が展開できたと感じています。

しまんと町と言えば、何と言っても四万十川ですが、川以外にもたくさんの観光資源があることに私自身も驚かされました。
その中でも最大の魅力は「人」のあたたかさではないでしょうか。
初めて訪れるのに、町全体がなんか懐かしい雰囲気に包まれています。
上手く表現できないのがもどかしいのですが、何となく故郷に帰ってきたような安心感を持ちました。

そして、今度来るときは、自分の一番大切な人(私の場合は家族)と来てみたいと感じさせる町です。
本当の観光地の魅力ってこんなところなのかなあ?と考えながら帰路につきました。
この魅力をどうやって、「形」あるものにしていくのか?
大きな、かつ重要な課題に取り組んでいきたいです。



(観光協会事務局長としばし議論中 非常にエネルギッシュな事務局長でした!)