2011年4月13日水曜日

東日本大震災後の観光業について

観光業への影響が深刻です。
今朝の日経によると、震災後の全国のホテルや旅館の宿泊キャンセルは56万人にのぼっていると
のこと。
ただ、この数には岩手県と千葉県が含まれていないので、実際の数はこれ以上になることが予想されます。

さらに深刻なのは、56万人の中17万人分は被災地以外のエリアから出た数字だということ。
風評被害による訪日外国人の激減や、出張やイベントの自粛など、影響は日本全国に広がっています。

12日に観光庁が異例の文書を出しました。各地方自治体や観光に関連する諸団体に対し、観光振興を積極化させるように要請しました。
(オフィスたはらホームページInformathion参照 http://officetahara.com/)

リーマン以降の景気低迷で国内の宿泊施設の経営状況は厳しさが増していた中での今回の震災。
数少ない機会要素だった、訪日観光客の足も止まってしまいました。

観光庁も述べていますが、来るべく被災地復興に「観光産業」が地域活性化に欠かせない重要な柱になることは間違いないと思います。
地域を再生させ、観光客を誘致し、雇用を創出していく。
観光人材を育成し、地域の活性化に一役を担いたいと考える私にとって、今何ができるのか?
何をすべきか? 考えています。