テーマは「広報力向上」です。
今回は広報紙のあり方についてじっくりと考えてみました。
伝えるべき情報、伝えたい情報を「住民目線」に立ち、何を、どのように伝えていくか?
ややもすると、「伝えなきゃ」という意識が強すぎて「伝えたい」あるいは「住民が伝えて欲しい」と思っている情報が見えなくなっているのではないか?
制約条件を一旦考えずに、自由に、想像性豊かに、住民が本当に求めている情報とは何か?
多忙を極める市の職員の皆さんにとっては、さまざまな角度から住民のことを見つめる良い機会になったんではないかと自負しています。
2日目は総仕上げとして、市制〇〇周年特別記念号を編集するにあたり、市長直轄プロジェクトメンバーの一員として今までにない斬新なテーマで広報紙を作ってみよう。という命題でグループワークをしましたが、これが大盛り上がり。
ユニークでかつリアリティーに富んだネタがどんどん出てきました。
中には、広告代理店顔負けのイベント企画を立案するグループもありました。実現したら面白いだろうなと、見ているこちらがワクワクするような内容でした。
市の広報となると、公的機関紙ということで、とかく窮屈で、面白みのない内容になりがちだと思います。ただ、若者世代の広報紙離れも顕著であると聞きますし、彼らが市政やまち自体にに興味関心を持ち、また自ら住む街に愛着を持ち、将来に渡って住み続けてもらうためにも、魅力ある広報紙のあり方を考える良い時期であったと思います。
今回の若手職員の広報紙作りに取り組む姿勢、意欲を見ていると、彼らもその必要性を察知し、変革していこうという意識が芽生えつつあるようにも感じました。今後の動きに期待とエールを贈りたいと思います。
追伸
先日の「企業編」に続き、弊社パンフレット(自治体:地域雇用創造推進事業編)を作成しました。
秋空の透き通るような青色を施した表紙デザインとなっています。
㈱オフィスたはらの会社パンフレット(地域雇用創造推進事業編) |