現在、顧問の立場で3社とお付き合いをさせて頂いています。
その中で、1社は都内の広告関係の中小企業です。
営業チームのパフォーマンスレベルを上げることを目的に
営業ミーティングに参加したり、営業同行を実施したりと
OJTとOff‐JTの中間的なサポートをしています。
最近始めたのが、営業担当者たちの成功事例の
「見える化」です。
各自1時間程度のインタビューをし、その成功事例に潜む、
本人も気づかないプロセスの中のサクセスポイントを探り出し、
体系立てて整理をします。
そうしたサクセスストーリーを社内のイントラにアップし、各自が自由に
閲覧出来るシステムにしています。
せっかくの事例も、本人の中に埋没していては、組織としての
「財産」とはなりません。
他のメンバーが、あるいは本人が成功事例の「再現化」を図るためにも
地道でありますが、必ず将来の「糧」となるであろうと信じ
インタビューを続けています。
インタビューされる営業担当はちょっぴり恥ずかしそうですが
サクセスストーリーを改めて振り返り、改めて「自信」を深めて行くように
感じます。
みな誰でも、自分自身の仕事に「承認欲求」を持っています。
また、同僚は微かな「ライバル心」を感じているようです。
成功事例を共有することで、営業チームにさまざまな「効果」をもたらせています。