2013年4月21日日曜日

古紙回収をしながら想うこと

週末は、少年野球のコーチとして、お手伝いしております。
元々は、長男が野球チームに属していて、見学をするうちに、球拾いをし
キャッチボールの相手をするうちに、気がついたらコーチになっていた・・・
という感じです(苦笑)

長男は今春、卒団しましたが、私はそのままコーチとしてお手伝いをしています。
昨日は練習を終え、月に一度の古紙回収の日でした。

奉仕活動の一環として、古紙回収をするわけですが、少しばかりの活動報酬が
チームの道具の購入や、遠征費用になるわけで、とても貴重な財源になります。

古紙回収をやりながら想うことは、何をするのも鍛錬が必要だという事。
昨日は70歳を過ぎたおじいちゃん
(チーム関係者です・・・。おじいちゃんと言ったら怒られるかも?)とペアを組んで
まわりました。

その人の、荷台に古紙を積み上げ、ロープで手際よく荷物を縛り上げる一連の
動作を見て、「これがプロだ」って感心してしまいました。
荷台の前方は新聞紙、中ほどは衣類、後ろは段ボールや雑誌・・・
これは計算されたポジショニング、古紙を降ろす時にスムーズなようにと
考えての配置です。

そして、荷台から古紙が降り落ちないように、ロープをかけていく。
これも結び方、縛り方、私にはまねの出来ないような技に思えます。
(具体的な表現が出来ずすみません)

このような、何気ない奉仕活動の中においても、いろいろと勉強になることは
あるもんですね。

「人を育成する」という仕事を生業としながら、私自身、まだまだ未熟、
いろいろな事に気づき、日々勉強させられます。
寡黙なおじいちゃんのトラックの助手席で、そんなことを考えていました。

仕事を終え、おいしそうにタバコを吸っている、その人の横顔が、とてもカッコよく
見えました。